1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2015年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、1月4日~1月10日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
1月4日~1月10日の「きょうのマンガ」
1月4日 アイザック・ニュートンの誕生日
『千年万年りんごの子』第1巻
田中相 講談社 ¥581+税1月4日は、木からりんごが落ちるのを見て、万有引力の法則を発見したとされるアイザック・ニュートンの誕生日。 紹介するマンガは、ニュートン……ではなく、リンゴにかかわるマンガです! 青森県のりんご農家の家に婿入りした雪之丞は、嫁・朝日に「禁断のリンゴ」を渡されて……!? このあと、雪之丞に何かが起こる!?
1月5日 囲碁の日
『星空のカラス』第1巻
モリエサトシ 白泉社 ¥429+税1月5日は囲碁の日。2000年頃、『ヒカルの碁』をきっかけに囲碁に興味を持ったという人も多いかもしれません。
しかし、今回紹介するのは、『ヒカルの碁』……ではなう、少女マンガ誌で連載されている囲碁マンガ『星空のカラス』。プロ棋士だった祖父から囲碁の楽しみを教わる13歳の少女・和歌は、母親の反対を押しきって、プロ棋士を目指します。プロ棋士への道のりも気になりますが、そこは少女マンガ誌連載作。ちゃんと恋も見どころです。
1月6日 東京消防庁出初め式の日
『消防女子!!』第1巻
佐藤青南(作)上遠野洋一(画) 竹書房1月6日の「東京消防庁出初式の日」に紹介するのは、タイトルどおり女性消防士が主人公の作品『消防女子!!』。原作は、第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作家・佐藤青南さんです。
「消防署」という男社会で、先輩のイビリやセクハラに耐えながら、ひとりでも多くの命を救おうと奮闘する女性消防士・蘭。ある日、消防署内で体調が怪しい動きをしているところを目撃してしまい……!? なんだか事件のにおいが……!
1月7日 ガリレオ・ガリレイが木星の衛星「ガニメデ」「エウロパ」「イオ」を発見。
『おおきく振りかぶって』第9巻
ひぐちアサ 講談社 ¥533+税ガリレオ・ガリレイが木星の衛星を発見した日に、なぜ『おおきく振りかぶって』(通称:『おお振り』)を紹介するのかというと……続きは記事をご覧ください!
『おお振り』は中学時代に七光りで野球部のエースをやっていたことで、ひいき呼ばわりされ、超ネガティブな性格に。そんな三橋が、新しい高校で仲間とともに野球を楽しむ姿に、なんだか最初は三橋の卑屈な性格にいらっとしていた読者も、気づけば応援しちゃっている!?
1月8日 堀口大學(仏文学者)の誕生日
『惡の華』第1巻
押見修造 講談社 ¥429+税学者・堀口大學の生まれた日に紹介するのは、彼が翻訳を手がけた詩集シャルル・ボードレールの詩集『悪の華』が登場する、押見修造同タイトルのこの作品。
思春期特有の鬱屈を溜め込んだ中学生・春日高男は、ある日の放課後、憧れのマドンナ・佐伯奈々子の体操着を盗んでしまい……。難解なものを、さも理解しているかのような口ぶりで佐伯さんに話す高男の姿って、傍から見れば「あ~あ」って感じの痛さがあるけど、文学男子なら正直共感してしまう部分も……!?
1月9日 とんちの日
『あっかんべェ一休』第1巻
坂口尚 講談社 ¥874+税「1」と「9」の語呂合わせで、1月9日は、とんちの日。そう、かの有名な「一休さん」が由来です。
虎の屏風を前に「この虎をつかまえてみよ」と命じられ、縄を手にして「それではまず虎を追い出してください」と返したエピソードなど、子どもの頃の一休さんはよく知っているけれど、そういえば大人になった一休さんってどうなったの!?
1月10日 めんたいこの日
『花のズボラ飯』第2巻
久住昌之(作) 水沢悦子(画) 秋田書店 ¥900+税1月10日は、めんたいこの日!
ということで、ぜひとも真似してみた明太子を使ったレシピが登場する、大ヒットグルメマンガ『花のズボラ飯』第2巻の巻頭エピソードを紹介。「きょうのマンガ」あらため「きょうのレシピ」を読んで、うま~い「明太子丼」を作ってくださいね!