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来週は、なんのマンガを読めばいい?(7月17日~7月23日)【きょうのマンガまとめ】

2017/07/16


1年365日、そのどれもが何かの記念日です。

そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2016年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」は前週の日曜日に、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうのマンガ」は、今までどおり、日々更新していきますよー。

それでは、7月17日~7月23日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!

7月17日~7月23日の「きょうのマンガ」

7月17日 東京の日

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『東京物語』 第1巻
ふくやまけいこ 早川書房 ¥760+税


本日は東京の日。
おらの田舎にゃ、テレビもラジオもねぇけど、東京にゃあんだろな。そんな「東京」が生まれたんは、きょうらしいべ。1868年、旧暦の7月17日に「江戸」から「東亰(とうけい)」になったんだと。

んだもんだから、東京さ舞台のマンガ読みてぇと思ってたら、あるでねぇか!
出版社の新米編集部員・桧前平介(ひのくま・へいすけ)と、えれぇ推理力を持っとる青年・草二郎が事件に挑むマンガか……なんか、ホームズ&ワトソンみてぇだな! 都会モンはカッコイイだ……!
建物もカッコええし……うし、このマンガを読んで、おら東京さ行ぐだ!
(注・このマンガの情緒あふれる風景は、昭和モダン期の当時の東京です。今、東京に行ってもその風景には出会えません。マンガのなかでお楽しみください。)

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7月18日 光化学スモッグの日

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『スペクトルマン』 第1巻
うしおそうじ(作) 一峰大二(画) 角川書店 ¥1,500+税


7月18日は、なんとも不穏な記念日である「光化学スモッグの日」です。
光化学スモッグとは、夏に発生することの多い、大気汚染の一種であり、「公害」の一種。

そんな日にご紹介なのは、『スペクトルマン』。……なんで??
というのは当時、公害被害は怪獣被害にたとえられることが多く、その典型例がこの作品なのです。
公害Gメンである主人公は、「公害モチーフの怪獣」を操る、悪の天才科学者・宇宙猿人ゴリから人類を守るため、サイボーグ戦士・スペクトルマンに変身!
1971年の実写版ドラマも有名な本作ですが……その時の番組タイトルは『スペクトルマン』ではないって、ホント!?

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7月19日 やまなし桃の日

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『もももも百田さん』 第1巻
浦田カズヒロ 講談社 ¥429+税


本日はやまなし桃の日です。
なるほど、桃の旬は夏だから……いえいえ、そんなにストレートではありません。7月19日が、なぜ桃の日なのか……この謎を解くにはもっと頭をやわらかくしなくては! ヒントは、7月19日が1年の何日目にあたるか、です!(謎の答えは、記事の続きに! 「そんなのわかるわけない!!」と怒らぬよう……)

さて、そんな理不尽(?)な日には、理不尽なまでに発音しづらいタイトルを誇る『もももも百田さん』をご紹介! 何回、「も」、といえばいいのかわからねぇ!!
転校してきた米山ヨウタは、クラスの美少女・百田もも子に一目惚れ。
ですが、百田さんは米山が自己紹介をしたとたんに「この変態さぁぁぁぁんん!!!」と絶叫してしまいます。
百田さんが変態と叫んだ理由は……これまた理不尽にして爆笑必至‼

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7月20日 「沖縄国際海洋博覧会(EXPO'75)」が開催された日

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『藤子・F・不二雄大全集 少年SF短編』 第3巻
藤子・F・不二雄 小学館 ¥1,700+税


1975年の7月20日、沖縄県で「沖縄国際海洋博覧会(EXPO’70)」が開幕しました。
この海洋博は、「海-その望ましい未来」をテーマに掲げた国際博覧会。
開催地は未来型海洋都市のモデルとなる人工島「アクアポリス」が中心でした。

本日のマンガは、まさしく海洋博が舞台となる藤子・F・不二雄のSF短編『ぼくのオキちゃん』です!
物語は海洋博を訪れた少年が、ガイドブックにない不思議なパビリオンに入りこんでしまうところから始まり、100年後の海へと迷いこむという、ひと夏の冒険にふさわしい物語。
当時の少年少女が海洋博に抱いたワクワクが、そのままマンガになった作品ですが、読者をさらにワクワクさせたのがタイトルの「オキちゃん」です! そう、このオキちゃんも、マンガのなかだけの存在ではありません。なんと……

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7月21日 ジェシー・ジェイムズが初めて列車強盗をした日

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『GUN BLAZE WEST』 第3巻
和月伸宏 集英社 ¥390+税


1983年7月21日、アメリカ開拓時代の無法者であるジェシー・ジェイムズ率いるジェイムズ一味が、初めて列車強盗を行いました。
アウトローながら、彼は労働者と女性からは金品を奪わなかったといいます。新聞いわく、「奪うのは労働者と貴婦人からではなく、シルクハットの紳士から」。
カ、カッコイイ……!

そんな開拓時代を描いたマンガが、『るろうに剣心』『武装錬金』でおなじみの和月伸宏が贈る『GUN BLAZE WEST』!
ガンマンにあこがれる少年・ビュー・バンズが、アメリカ西部のはるか西にあるという伝説の地“GUN BLAZE WEST”を目指す王道冒険物語です。
そんなビューのライバルとして立ちはだかるのが「J・J」。ん、そういえば、ジェシー・ジェイムズのイニシャルも……?

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7月22日 インドの国旗が制定された日

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『インドな日々』 第1巻
流水りんこ 朝日新聞出版 ¥680+税


本日はインドの国旗が制定された日。
といっても、現在の国旗が本日制定されるまでには、長く複雑な歴史が。その国旗の成り立ちを遡るのは、「ガンジーでも助走つけて殴るレベル」というネットスラングで有名な(そもそも有名ですけど)インド独立の父・ガンジーまで遡るのです。

さて、そんなインドといわれても、「カレー……?」「ターバン……??」「ヨガファイヤー……!??」と、よくわからんがな、というあなたにオススメなのが、本作『インドな日々』です!
かつて日本で1年のうち9カ月働き、残りはインドで放浪していたという、筋金入りのインドマニアである著者が描くインドのリアル。
その体験は、なかなかとんでもないシチュエーションばかり!
ある時には、聖地にたたずんで朝日の美しさにしみじみしていたら、そこはみんなの公衆◯◯スポットだった!? ……もう、わかりました?

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7月23日 カシスの日

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『珈琲時間』
豊田徹也 講談社 ¥562+税


本日はカシスの日!
日本カシス協会が2006年に制定した記念日です。
カシスは真夏が旬ということで、暦上で「大暑」にあたることが多い本日が記念日として選ばれました。

そんな本日ご紹介するのは、このマンガ……あ、だれだ! マンガの上にコーヒーカップを置いたのは!!
ご安心ください、カバーについているカップ跡や染みはデザインですよ。コーヒーが登場する、小洒落て味わい深い連作短編集らしく、想定まで凝っているのです。しかし、カシスの日に、なぜこのマンガを?
それは、この短編集の第3話のタイトルに秘密があるのです! そのタイトルがズバリ、「すぐり」。
って、やっぱり関係がわからない!!!!?

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単行本情報

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