1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2016年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」は前週の日曜日に、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうのマンガ」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、8月14日~8月20日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
8月14日~8月20日の「きょうのマンガ」
8月14日 水泳の日
『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』 第1巻
はっとりみつる 講談社 ¥400+税
夏だ!海だ!水泳だ!
ということで、本日8月14日は水泳の日です!
日本水泳連盟が2012年に改定した記念日で、東京辰巳国際水泳場を始め各地で水泳に関するイベントも開かれています。 この「水泳の日」、もともとは1953年に制定されていたんですが、じつは……(続きは記事で!)。そんな本日は『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』をどうぞ!
本作は『さんかれあ』の著者・はっとりみつるが描く、水泳マンガ!
舞台となるのは、海に面する町にある高校・海猫商業高等学校、通称「ウミショー」。
ウミショー水泳部は、タイトルどおり「ケンコー」な「全裸系」水泳部!
特に部長は変態を極めた男であり、露出癖で、おまけに自分の●●を取っちゃった!?
露出のために命をかける部長、カッコイイっす……!
8月15日 終戦記念日
『あれよ星屑』 第1巻
山田参助 KADOKAWA ¥640+税
1945年8月15日の正午、日本の敗北と太平洋戦争の終結が、昭和天皇による玉音放送によって国民に伝えられました。
日本では、ポツダム宣言受諾を連合各国に通告した8月14日ではなく、本日8月15日を「終戦記念日」と呼んでいます。本日ご紹介するのは、『このマンガがすごい!2015』のオトコ編ランキング第5位にランクインした、戦争終結後の東京を描いた『あれよ星屑』です。
終戦を迎え軍属を解かれた黒田門松は、焦土と化した東京にやってくる。
しかし、道中で無一文になってしまった黒田が出会った人こそ、戦争中の上官・川島でした。
そして、表紙で2人が立っているこの場所も、戦争とゆかりのある、あの場所……。
わかりますか?
8月16日 巡洋戦艦・金剛が竣工した日
『金剛番長』 第1巻
鈴木央 小学館 ¥390+税
1913年の本日、日本海軍の戦艦「金剛」が竣工し、建設地であるイギリスから日本への輸送が始まりました。
通常戦艦につけられる名前は、「長門」や「伊勢」を始め日本の旧国名となっていますが、「金剛」の由来は少し異なるようで……?(続きは記事で!)。本日はあの「金剛ちゃん」が登場するマンガ……ではなく、熱い漢のマンガ『金剛番長』をどうぞ!
主人公・金剛晄(こんごう・あきら)は都内の私立高校に転入してきた高校生。
番長同士を戦わせて、支配者を生み出すという計画をつぶすために、金剛は圧倒的な腕力をもって番長となります。
登場人物のほとんどが番長(⁉)の本作、じつは当初●●●●●●マンガとして企画されていた⁉
いや、ある意味近いジャンルではありますが! ちょっと意外なジャンルです!
8月17日 プロ野球ナイター記念日
『ど根性ガエル』 第9巻(Kindle版)
吉沢やすみ オフィス安井 ¥324
本日は、プロ野球ナイター記念日です。
終戦から3年たった1948年8月17日に、日本プロ野球で初めてのナイター試合が行われたことに由来する記念日です。ちなみに行われた試合は、巨人対中日戦でした!『タッチ』や『ドカベン』を始め、『MAJOR』など有名な野球マンガは数多くありますが、本日は印象的なナイター戦のお話が登場する『ど根性ガエル』「ナイターバースデーの巻」をどうぞ!
ナイターの巨人対阪神戦に行く約束をするひろしでしたが、その日は大好きな京子ちゃんの誕生日でもありました。
なんとか誕生日パーティーに出席しようとしますが、京子ちゃんと大げんかしてしまいます。
そしてひろし不在のまま、誕生日パーティーは開催されますが、ピョン吉がテレビをつけると……?
野球のごとく、一発逆転できれいに落ちる結末もあっぱれでやんす!
8月18日 米の日
『COME!(コメ!)』 第1巻
日高トミ子(作) 松本タカ(画) 講談社 ¥514+税
本日8月18日は米の日です。
日本人の主食として欠かせない「米」。
米の字が「八」「十」「八」に分けられるということから制定されました。
ですが、米の日って本日だけじゃないらしい……!?(答えは記事で!)米の日である本日はタイトルも内容も米だらけ!な『COME!(コメ!)』をご紹介です。
「農家に未来はない」と、青森から東京へ出て大学生活を送る主人公・武藤恵。
先輩にセッティングされた合コンで、「こまち」という女性にひと目惚れしてしまいます。
一見普通のラブコメ風ですが……
表紙に打たれた「ニッポン稲作アドベンチャー」っていったい⁉
8月19日 佐藤栄作が沖縄を訪問した日
『ハイサイ!甲子園 ~島人が燃えた1958年~』
市田実(作) 高田靖彦(画) 小学館 ¥905+税
1965年8月19日、当時の首相・佐藤栄作は日本の首相として、戦後初めて沖縄を訪問しました。
この訪問から7年後の1972年に沖縄は本土に復帰しましたが、いまだ問題は多く残されています。毎年多くの物語が生まれ、夏の時期の風物詩ともいえる、全国高校野球選手権。
高校球児が甲子園で繰り広げられる熱い試合は、人々を熱狂させます。
本日は沖縄と甲子園、その両方を描くマンガ『ハイサイ!甲子園 ~島人が燃えた1958年~』をご紹介します。
本作は1958年、戦後初めて「沖縄代表」として甲子園出場をはたした、首里高校の野球部員たちの物語です。ちなみに、1958年に春のセンバツ大会を観戦した彼らは、ある選手の活躍する姿に刺激を受け、甲子園を目指すようになります。
その選手とは……早稲田実業の清宮選手の大先輩でもある、あの世界のホームラン王!
……といえば、もうおわかりですよね?
8月20日 親父の日
『コミック文庫 じゃりン子チエ』 第1巻
はるき悦巳 双葉社 ¥571+税
8月20日は親父の日!
「お(0)」「や(8)」「じ(20)」として読む語呂合わせから制定されました。
印象的な親父の登場するマンガは『ゲゲゲの鬼太郎』や『天才バカボン』を始め、数多くありますが……本日のマンガに登場するこの親父も負けず劣らず印象的⁉『じゃりン子チエ』の主人公・竹本チエの父親である竹本テツは、娘にまで「テツ金持ったらバクチに決まってる」なんていわれてしまうほどのろくでなし。
そんなテツは実親からもひどいいわれよう。母親からまるでゴキブリ扱いのような暴言をはかれ、父親にいたっては、チエに頭があがらないがゆえに、敬語で平謝りする始末……。
そんな父親のクズっぷりが遺伝したのか、チエはホルモン焼き屋の売り上げを横領!?
その真意とは、いったい……!?