ついに、「このマンガがすごい！WEB」の新企画が始動！　その名も“神回特集”です。
連載マンガには、今後の展開を左右するような動きがあったり、とあるキャラクターの秘密が明らかになったり、とにかく、読者の間で大きな話題になり、盛り上がるエピソード、すなわち“神回”が存在しますよね。そんな“神回”をフューチャーして、その作品の魅力を伝える企画、それが新企画「いきなり“神回”特集」です！

今回取り上げる作品は、『グッド・ナイト・ワールド』

『グッド・ナイト・ワールド』第2巻
岡部閏　小学館　￥562+税
（2016年7月12日発売予定）

「裏サンデー」と「マンガワン」で大好評連載中のマンガ『グッド・ナイト・ワールド』。
今回は、「マンガワン」で公開中のお話のなかで、圧倒的にコメントとビュー数が多かった“神回”までのあらすじをかんたんにお伝えしつつ、そんな神回のマンガ自体も大公開しちゃいます！
前回大好評だったため、みなさまのご要望におこたえして、第2回目が実現！
取り上げる“神回”は、第24話です。その見どころとマンガを読んで、『グッド・ナイト・ワールド』の魅力にどっぷりはまりましょう！

本作のあらすじをかんたんにおさらい

世界初のVRオンライン「プラネット」。VRゴーグルを装着してプレイするそのゲームは、プレイヤーの脳波にアクセスし、実際にいくつかの感覚を与えるのが最大の特徴。その没入感の高さから、1000万人以上のプレイヤーが仮想世界での暮らしを楽しんでいる。

主人公のイチは、そのゲーム内で「最強の四人組」とも評されるパーティ・赤羽一家の一角。彼は、現実の生活を犠牲にしてゲームに没頭する、いわゆる“廃人”プレイヤーである。

存在感の希薄な父、そんな父に愛想を尽かして家を出た母、引きこもりの兄を軽蔑する優等生の弟……と、主人公・イチの現実の家庭は、完全崩壊状態。それを埋めあわせるように、イチはゲーム内の赤羽一家に“家族のぬくもり”を見出し、ますます「プラネット」が心のよりどころとなっていく。

じつは、赤羽一家を構成するメンバーの正体は、その崩壊した家族たち自身──！　それぞれが現実から逃避し、理想を姿をゲームのなかに求めた末に出会った4人だった。

一方、「プラネット」でプレイヤーたちの話題をさらっていたのは、「究極の最終標的（エンドコンテンツ）」と呼ばれる“黒い鳥”。はたして“黒い鳥”の正体とは……!?

ゲーム内では、3000人からなる悪質プレイヤーたちのギルド「海賊団」、ゲーム内経済で大きな力を持つ「グラナダ商会」などが、それぞれの思惑で赤羽一家に接近し、“黒い鳥”へと迫っていく。

もっとくわしく『グッド・ナイト・ワールド』が知りたいという方は、コチラの記事をチェック！

『グッド・ナイト・ワールド』の神回
第24話の見どころ

各話ごとにコメントが掲載されている「マンガワン」。今回“神回”として紹介する『グッド・ナイト・ワールド』第24話には、1000以上ものコメントが寄せられている。
「戦慄走る」
「うっわゾッとした」
「ざわ…」
「怖い怖い怖い」
など、第24話の恐怖に戦慄した読者が、次々にコメントを投稿！
いったい第24話で何が起こったのか!?

先日紹介した第20話では、イチの心を寄せる仲間・ピコが「AI」だという驚愕の事実が明らかに。さらにはピコはそのあと、イチの前から姿を消してしまう……。

ピコにとってかわり、「海賊団」のギルドマスターとして傍若無人にふるまうシガテラ。その彼がついに“黒い鳥”に直接挑むのだが、えたいのしれない感覚におののき、思わずゲームからログアウトしてしまう。
だが、現実の世界に戻った彼が目にしたのは、自室にたたずむ禍々しい、この世のものとは思えない「何か」だった──。

作品は一気にホラーの様相を見せ始める。おぞましすぎる敵の姿は、まさに「トラウマもの」と呼ぶにふさわしい。
なお、続く第25話では凄惨な描写がヒートアップ。あわせて読めば、より忘れがたい恐怖が心に刻み込まれることだろう。

シガテラを襲った恐怖の正体とは!?
そんな気になる「第24話」のマンガを1話まるまる完全掲載！
コチラからお読みください！