『フロイトシュテインの双子』うぐいす祥子(集英社)【Amazon】
ホラー好き、マンガ好きの両方をひょいひょいと手玉にとるようなストーリーテリングの巧みさは見事の一言。作者のドライすぎる世界観がにじむ異色のゾンビもの(タイトル連作)が最高!(大西祥平/マンガ評論家)
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『マコちゃん絵日記』うさくん(茜新社)【Amazon】
多作でいらっしゃるうさくんさんにおいて本作は『ガキの使いやあらへんで』のような存在。7巻になっても変わらず中心点のように、うさくんワールドに存在しているように思えます。泣けて笑えて、アニメ化をさまたげるようなネタをときおりぶっこんでくるようなアナーキーさも健在です(すけきょう/ブログ「ポトチャリコミック」管理人)
『うねちゃこ!ときめき家庭科部』うさくん(集英社)【Amazon】
基本的に変人しかいないのと、妙に下ネタも出てくる激ユルな内容にヤラれてしまった。自分の縫った雑巾で男子のゲロが拭き取られることを願いながら、大量の雑巾を生産し続ける山盛フキちゃんが特にかわいいですね(さすらい/ブログ「(怒りの以下略)」管理人)
『こいのことば』緑のルーペ(太田出版)【Amazon】
エロ漫画家と女子中学生という「いかにもな設定」から始まりながら、身体と心の結びつきや、2人の切ない「こい」が深く描かれており、心揺さぶられます(いのけん/麻雀マンガブログ管理人)
『エジプトの三角』青色イリコ(双葉社)【Amazon】
『聖おにいさん』『磯部磯兵衛物語』あたりがお好きな人なら楽しめる、古代エジプトが舞台の歴史系日常コメディー。うすた京介的なギャグセンスも好きです。ファラオーラ!(梅本ゆうこ/ブログ「マンガ食堂」管理人)
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『両想いなんて冗談じゃない!!』カサイウカ(プランタン出版)【Amazon】
高校時代からの片思いの同年幼なじみ(現在42歳)同士のお話。二次元のこじらせはかわいいな。「いつか5、60代BLを描くのが夢です」とのこと。応援します!(白峰彩子/書誌屋)
『悪魔を憐れむ唄』古泉智浩(KADOKAWA/エンターブレイン) 【Amazon】
古泉智浩の実体験に基づいた、地下芸人の悲哀描写が冴えわたる怪作(奈良崎コロスケ/雑食系ライター)
『ニコニコはんしょくアクマ』カレー沢薫(小学館)【Amazon】
鬼才の新作、あいかわらずの台詞のキレにしびれます! オビの凶悪さもなんだかすごい!(川原和子/マンガエッセイスト)
『コンプレックス・エイジ』佐久間結衣(講談社) 【Amazon】
年季が入ったオタクによくある「最近はアニメとか、昔ほど楽しめなくなって……」という心理と引き比べながら読んでしまう。なかでもコスプレは生身の人間がやるため、他者からの視線まで気にするハードな趣味だと痛感した(和智永妙/ライターたまに編集)
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『モトヨメ』原田重光(作)松本救助 (画)(白泉社)【Amazon】
心はすれ違って離婚しちゃってもカラダの相性が今でも最高! 淫ら熟れかわいい元姉さん女房の魅力炸裂! 自分の嗜好にど真ん中ストライクです(杉山陽一/COMIC ZIN秋葉原店 コミックバイヤー)
『ペン太のこと』片倉真二(講談社)【Amazon】
作者の猫愛、猫の作者愛が痛いほど伝わってくる。過去の自分に伝えたい。「電車のなかで読んではいけない」(KT./マンガと装丁ブログ「良いコミック」管理人)
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『星の案内人』上村五十鈴(芳文社)【Amazon】
揺れ動く心を、プラネタリウムと天体いう非日常を通して描く作品(soorce/オヤジマンガ系ブロガー)
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『ぼくらのへんたい』ふみふみこ(徳間書店) 【Amazon】
いったん女装問題にケリがついたと思ったら、さらにディープな心の問題と成長の苦しみにあえぎだしているのを、繊細な部分までとらえ続けており、特に女として一歩踏み出した少年の性同一性障害に近い表現を、今後どうしていくのか目が離せない(たまごまご/ライター)
『0円で空き家をもらって東京脱出!』つるけんたろう(朝日新聞出版)【Amazon】
空き家再生にハマる作者を通じて、スローライフ的なNPO活動にハマる温度感のようなものがよく描けたルポだと思う(紙屋高雪/ブログ「紙屋研究所」管理人)
『徒然チルドレン』若林稔弥(講談社)【Amazon】
等身大の学生たちの青春ラブコメ! web版からのファンも満足できる単行本になっててうれしい(フラン/ブログ「フラン☆Skin」管理人)
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『わたしの宇宙』野田彩子(小学館)【Amazon】
自分たちがマンガの登場人物だと知ってしまったキャラクターたち、そして彼らの前に現れる「作者」。それぞれの苦悩、葛藤、混乱。「『IKKI』らしい」と思えるすごさでした(ササナミ/ブログ「雑食商店街3373番地」管理人兼書店員)
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