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みなさん、先週発表の『このマンガがすごい！WEB』2月のランキングでご紹介した作品は、すでに読んでいただきました？
どれもいま、注目のマンガばかりですので、まだ未読の作品があれば、お時間のあるときにぜひ読んでみてくださいね！
また、惜しくもベスト10入りは逃したものの、みなさんに知っていただきたいマンガは、ほかにもたくさんあります。
今月も、アンケート協力者のみなさんの熱いコメントとともに、イチオシ作品を一挙にご紹介します！ 少しでも気になるものがあれば、今すぐチェックすることをおすすめしますよ!!
『猫なんかよんでもこない。』杉作（実業之日本社）【Amazon】
いつか来る愛猫との最期の日。「たよっていたのはオレの方だった」という著者の言葉に、5年前に死んだ愛猫の姿を重ねて号泣。猫マンガにまたひとつ名作が誕生した（倉持佳代子／京都国際マンガミュージアム研究員）
『増補改訂版 東京都北区赤羽』清野とおる（双葉社）【Amazon】
入手困難であった「ウヒョ！」がつかないほうの『東京都北区赤羽』に、単行本未収録作品や描き下ろし作品がボーナス収録された増補改訂版。ドラマ化にていよいよ清野とおる先生、大ブレイクを果たすのでは。昨年秋頃に赤羽で飲もうと聖地巡礼したところ「テレビ東京からは口止めされてるから内緒なんだけどさ、俺、ドラマ出るんだよ」という方々と、酒席で一緒になったことは最高の想い出に（笑）（今村方哉／レコード会社勤務）
『性食鬼』稲光伸二（秋田書店）【Amazon】
とにかくエロマンガも真っ青なエロい内容をCADやCGを使い、なおかつオタク絵でない高い画力で描き出すという奇跡のバランスの作品。制作費をやたらとかけた特撮AVのような雰囲気もある（ゴロー／AV男優）
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ！
『CLAYMORE』八木教広（集英社）【Amazon】
長い旅路の果て、宿敵と最高のかたちで決着を迎えた完結巻。王道を突き進んだ13年、お疲れ様でした（KT.／マンガと装丁のブログ「良いコミック」管理人）
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ！
『デウス・エクス・マキナ』アスノタカシ（KADOKAWA）【Amazon】
無人の自動車が暴走して……などという謎めいた事件も気になるものの、男子中学生は昔も今もバカだなぁ、と実感させられる作品。それだけうまく中学校生活が描かれている証拠といえる（廣澤吉泰／ミステリマンガ研究家）
『ガンダム Gのレコンギスタ』富野由悠季（作）太田多門（画）（KADOKAWA）【Amazon】
富野由悠季監督の新作はなんだかよくわからない！ という方に用意されたイージーモードのごとき、このマンガ版を足場にしてアニメを見れば、いろいろとわかるに違いありません（kaito2198／海外翻訳者 ）
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ！
『猫と私の金曜日』種村有菜（集英社）【Amazon】
かわいくてかっこよくて、最高にドキドキさせてくれる年下の男の子とのラブストーリーは、表紙からしてときめき度の高い最高級品！ ついに周囲の人を巻き込み始めた2人の関係から目が離せません（りる／感想系ブログ「空夢ノート＋」管理人）
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『ハレ婚。』NON（講談社）【Amazon】
まさかの、日本で一夫多妻制が認められちゃった設定のお話。恋愛感情をすっ飛ばして、家の借金返済のために3人目の妻になった主人公が、今後どうなっていくのかがたいへん楽しみです（アキミ／ブログ「ボーイズラブを読む！」管理人）
『かつて神だった獣たちへ』めいびい（講談社）【Amazon】
めいびい先生が描く、ドストレートなダークファンタジー。話のキモになる「擬神兵」の設定もおもしろく悲しい。この重苦しさがおっさんにはたまらない（麻野昌三／「わんだ～らんど」なんば店 店長）
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『アルパカかあさん』三谷知子（秋田書店）【Amazon】
お母さんはアルパカ。息子は人間。出オチのような設定ですが、おもしろいんです。パカさんのキャラクターが「アルパカのモフモフなかわいさ」と「オカンのウザかわいさ」を兼ね備えてて、2倍かわいいのがいい！（ササナミ／ブログ「雑食商店街3373番地」管理人 兼 書店員）
『RiN』ハロルド作石（講談社）【Amazon】
漫画家をめざす少年の成長物語に、スピリチュアルな要素が混入していて、そのブレンドが今後どう作用していくか見届けたくなる。霊感をもった美少女・凛がチャーミングなので、彼女が登場するだけでテンションが上がる（笑）（稲垣高広／ブログ「藤子不二雄ファンはここにいる」管理人）
『男塾外伝 伊達臣人』宮下あきら（案）尾松知和（画） （日本文芸社）【Amazon】
俺たちが読みたい男塾はこれだったんだ！ 圧倒的な「ケレン味」＆伊達側目線の驚邏大四凶殺（風のバトル）！ 現在連載中の作品のなかで、間違いなく一番「どのコマ見てもカッコイイ」マンガだと思う（劇画狼／漫画始末人・「おおかみ書房」代表）
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ！
『呪詛』花輪和一（KADOKAWA）【Amazon】
近年の花輪思想（？）を総括するような濃密っぷりにやられた。負の感情にユーモアを込める天才は、またもどえらい名作を生み出された（大西祥平／マンガ評論家）
『中学性日記』シモダアサミ（双葉社）【Amazon】
「性」の話はどの世代でも共通に読めるのがいい。だれもが通る道、だからこそみんなで読みたい話（稀見理都／エロ漫画家インタビュアー）
「日刊マンガガイド」でのご紹介は、コチラ！
『ウメハラ FIGHTING GAMERS！』折笠格（作）西出ゲンゴロー（画）梅原大吾（監）（KADOKAWA）【Amazon】
ちょっと怖いけど、異常なまでに熱かった、あの当時のゲーセンの記憶が蘇った（黒谷貴清／フリー編集者）
絶対に真似できないレベルの熱い闘いに引き込まれます（エロ上司／「とらのあな」商品課 バイヤー）
『きらいになれない（仮）』松本嵩春（ワニブックス）【Amazon】
松本先生、7年振りの単行本!! 好きな人には堪らなく、判らない人にはとことん「？」な深淵なるオーディオの世界にどっぷり嵌まった漫画家の日々。滑稽で愛嬌たっぷりな悲喜こもごもの独白に満ちた世界をがっつり堪能（杉山陽一／「COMIC ZIN」秋葉原店 コミックバイヤー）
