『おひとり様のふたり暮らし』スタジオクゥ ひよさ&うにさ(イースト・プレス)【Amazon】
大人女性同士の共同生活は、男女の結婚以上にお互いの自立心が必要な気がする。でも叶えられたら素敵と思う。絵柄もキュート(和智永妙/ライターたまに編集)
『アリス イン デッドリースクール』麻草郁(作) 小島アジコ(画)(KADOKAWA)【Amazon】
レッツゴー三匹や三波春夫はいつまで有効だろうか……。そんなノスタルジー(侍功夫/映画評誌「Bootleg」代表、映画ライター)
4コマ形式で進むゾンビ作品で、学校の屋上で日常の終りを突きつけられた17名の少女の人間模様が描かれる。ギャグが混じりつつも事態はきわめて深刻。何かと長期化してしまうド直球のゾンビものながら1冊で綺麗に完結するのが意外と貴重かもしれない(KT./漫画と装丁のブログ「良いコミック」管理人)
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『アルテ』大久保圭(徳間書店)【Amazon】
貴族出身「画家」を目指すお嬢様「アルテ」日々男たちでも根をあげる作業に食らいつく。「アルテ」のがんばりに勇気づけられます(旭屋書店なんばCITY店 平田/旭屋書店なんばCITY店 コミック担当)
『新装版 いおの様ファナティクス』藤枝雅(一迅社)【Amazon】
いおの様がドラマCDを引っさげて、10年ぶりに帰ってきた!!って感じです。本当、読んでいて当時のいろいろなことを思い出してしまったり(種村理沙/「KYTIMKYM」管理人)
『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!』古味直志(作)筒井大志(画)(集英社)【Amazon】
「ジャンプ」が誇るラブコメマンガ『ニセコイ』のスピンオフマンガが単行本化。独自の設定による戦闘少女系の魔法少女ものです。もとは本編単行本のおまけだったのを、別作家さんの手で正式な外伝作品として執筆されてます。さらにアニメ『ニセコイ:』途中の一話としてアニメにもなりました。スピンオフ作品の優等生って感じですねー。(宮本直毅/ライター)
勢いで突っぱしる魔法少女ものとしておもしろく『ニセコイ』とのミスマッチさもユニークで(まじかるゴリラ千棘とか)、褒めまくりたい一作。(かーず/個人ニュースサイト「かーずSP」管理人)
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『魔女のやさしい葬列』黒釜ナオ(徳間書店)【Amazon】
『魔女のやさしい葬列』はなかなか秀逸な導入部を持っています。ひとくちでいうとゴシックファンタジーなのですが、その「ゴシック」を成立させるための時代背景に関する描写力は不可欠で、それを乗り越えられた本作は、見事に独自な世界観を作り出したといえます(kaito2198/海外翻訳者)
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『魔法のつかいかた』草間さかえ(新書館)【Amazon】
のほほんとしたムードとは裏腹に、尋常ならざる不穏さを内包する作品。今巻も髪の毛の下りや2巻最終話の回想シーンは衝撃的。全貌が見えないぶん不気味で、それゆえにとても楽しみな作品(小田真琴/女子マンガ研究家)
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