1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、11月30日から12月6日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
11月30日~12月6日の「きょうのマンガ」
11月30日 日本ラグビーフットボール協会が設立された日
『ALL OUT!!』第1巻
雨瀬シオリ 講談社 ¥552+税
1899年に輸入され、1920年代に大きく盛り上がった日本のラグビー熱を受けて設立された日本ラグビーフットボール協会にちなんでラグビーマンガをご紹介。
記事を読むと、よもやこの1年後に五郎丸ブームで日本中がネコもしゃくしもラグビー! ラグビー! と盛り上がっているとはとうてい思えないような日本のお粗末なラグビー事情が……。ブームってすごい!
12月1日(火曜日) デジタル放送の日 ほか
『電波の城』第1巻
細野不二彦 小学館 ¥505+税
2003年12月1日に地上波デジタルの放送開始、2006年12月1日に全都道府県(一部)でデジタル放送受信が可能に(=「デジタル放送の日」)なった日なうえ、そしてBSデジタル放送開始・放送局開局など「電波」に縁の深い日。
女子アナを主人公にテレビ業界の裏側を描いた『電波の城』は、物語の舞台的にもドラマ化がしやすそうなマンガなのに、いつまでたってもそんな情報は出ない……。それっていったいなぜ!? 記事を読めばわかる、かも!
12月2日(水曜日) 日本人宇宙飛行記念日
『ふたつのスピカ』第1巻
柳沼行 メディアファクトリー ¥514+税
ソ連のソユーズTM11号に秋山豊寛記者が搭乗して日本人が初めて宇宙飛行に成功した日ということで、宇宙飛行士の夢を持つ5人の少年少女を描く『ふたつのスピカ』をご紹介。
宇宙飛行士を目指す女の子・鴨川アスミは、母親を宇宙探査ロケットの墜落事故により亡くし……。さらには、アスミが入学する東京宇宙学校では、様々な苦難が待ち受けていて!?
12月3日(木曜日) 初代プレイステーションが発売された日
『ゲームクリエイター列伝』第2巻
平沢たかゆき 講談社 ¥360+税
「1・2・3! 1・2・3!」というテンポのいいCMが今なお記憶に残るこの日は初代プレイステーションが発売された日。
「ゲーム業界に革新をもたらした」というとなんかアッサリしちゃいますが、まさにゲーム機の革命だったプレイステーションのお話です。
12月4日(金曜日) 血清療法の日
『栄光なき天才たち』第4巻
伊藤智義(作)森田信吾(画) 集英社
エミール・ベーリングと北里柴三郎が血清療法の開発につながる破傷風とジフテリアの免疫体を発見したことにちなんで制定された記念日。
この日に紹介するマンガは、『栄光なき天才たち』。北里柴三郎はじめ、梅毒や黄熱病の研究で知られる野口英世、世界で初めて人工ガンの発生に成功した山際勝三郎、医学界の天才たちはこんなに苦しんでいた!?
12月5日(土曜日) ホンダがF1撤退を宣言した日
『Fの閃光』第1巻
西村幸祐(作) 長沢克泰/鬼窪浩久(画) 集英社 ¥379+税
財政悪化と成績不振を理由に、かつて1980年代後半から90年代初頭にかけて日本のF1フィーバーを支えたホンダのF1からの撤退という“悲報”をご紹介。くわしくは記事をチェック!
F1ブーム最盛期の頃に「週刊少年ジャンプ」で連載された『Fの閃光』。長沢克泰&鬼窪浩久のコンビが「F1は、観るのは楽だけど、描くのはもうこりごりですね」なんてつい愚痴をこぼしてしまうくらい、作画に力が入ってます!
12月6日(日曜日) 姉の日
『姉ログ 靄子姉さんの止まらないモノローグ』第1巻
田口ケンジ 小学館 ¥419+税
この日が「姉の日」であるとということと同時に、3カ月前の9月6日が「妹の日」ということもわかっちゃうこの記事。う~ん、ためになりますね! ちなみに提唱者の畑田国男もどうやらマンガに縁が深い人のようです。
「妹」が何かともてはやされる現在のマンガ界に一石を投じる問題作(?)『姉ログ』をご紹介。長い黒髪で容姿端麗の才色兼備。でも弟を溺愛するがゆえに、奇行に走ってしまうザンネンな姉に萌え!