1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、12月21日から12月27日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
12月21日~12月27日の「きょうのマンガ」
12月21日(月曜日) 第1回コミックマーケットが開催された日
『げんしけん』第1巻
木尾士目 講談社 ¥543+税
もはや日本の師走の風物詩となった感がある「コミケ」ことコミックマーケット。その第1回が開催されたのはなんと今から40年も前のこの日。暑くたって、寒くたって関係ない! なぜならそこに「萌え」があるから!
ということで、オタクサークルの日常をリアルに描いた、もちろん同人誌についてのあれこれも赤裸々なこの作品をご紹介します。みんな大好きあの「男の娘」も登場します!
12月22日(火曜日) 初のプロレス日本選手権で木村政彦が力道山に敗れた日。
『KIMURA -木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか-』第1巻
増田俊也(作)原田久仁信(画) ¥600+税
史上最大の柔道家とうたわれた木村政彦が、プロレス日本ヘビー級王座決定戦でかの力道山に敗れた日。
なぜ「力道山が勝った日」ではなく「木村が負けた日」なのか? その疑問を解くカギはこのマンガにあります!
12月23日(水曜日・祝日) オグリキャップが有馬記念で優勝・引退した日
『馬なり1ハロン劇場 オグリキャップ編』
よしだみほ 双葉社 ¥476+税
中央競馬の1年を総決算するグランプリレース「有馬記念」。今年は12月27日(日曜日)に開催されます。
岐阜県・笠松競馬場から中央競馬界にセンセーショナルなデビューを果たした名馬オグリキャップが、その年は4番人気に甘んじていた有馬記念で奇跡の優勝をとげたのがこの日。そんなオグリキャップに焦点を当てたマンガがいかにして多くの読者を得たのか? 人気競馬マンガ『馬なり1ハロン劇場』のちょっとイイ話が読めます。これを読んで、今年の有馬記念を当てましょう!
12月24日(木曜日) 世界初のラジオ放送が行われた日
『深夜0時にこんばんは』
冬川智子 太田出版 ¥743+税
クリスマス・イヴですが、世界初の無線通信のラジオ放送が行われたり、日本初のFM放送が開始されたりと「ラジオ」に縁の深い日でもあります。
このことにちなんで、深夜0時に始まるラジオ番組『御手洗真のミネラル・ラジオ』のリスナーたちの日常と想いが描かれたマンガを紹介。さびしいロンリークリスマスのお供にどうぞ!
12月25日(金曜日) クリスマス
『イエス 愛蔵版』
安彦良和 日本放送出版協会 ¥2,000+税
12月25日は「クリスマス」、すなわちイエス・キリストの生誕を祝う記念日です。
というわけで、ストレートにクリスマスにちなんだマンガをご紹介。作者の独自の解釈で描かれる、“非常に人間くさい”イエスってどんな人?
12月26日(土曜日) プロ野球誕生の日/ジャイアンツの日
『講談社漫画文庫 巨人の星』第1巻
梶原一騎(作) 川崎のぼる(画) 講談社 ¥620+税
この日に設立が発表された日本初のプロ野球チーム「大日本東京野球倶楽部」にちなんで「プロ野球誕生の日」そして「ジャイアンツの日」とされています。
プロ野球、特に読売巨人軍といえば、やっぱり『巨人の星』。こんなに体を酷使して大丈夫なの!? と思わず心配になる根性論的なトレーニング方法がすごい!
12月27日(日曜日) 登山家・加藤保男がエベレストで消息を絶った日
『集英社文庫 神々の山嶺』第1巻
夢枕獏(作)谷口ジロー(画) 集英社 ¥648+税
寒さもピークを迎えるこの時期でも「山」は多くのクライマーを魅了するようです。
この日も春・秋・冬のエベレスト登頂に成功した「山岳界のプリンス」加藤保男が、世界初の厳冬期エベレスト登頂に成功し、直後に消息を絶ちました。紹介するのは、クライマー兼写真家の深町誠がカトマンズ入手した古いカメラをめぐって展開する骨太なストーリー。主人公・深町役を岡田准一が演じる実写映画『エヴェレスト 神々の山嶺』は、2016年3月12日より公開予定。映画公開の前にぜひご一読を!