1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2015年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、1月11日~1月17日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
1月11日~1月17日の「きょうのマンガ」
1月11日 塩の日
『ねこねこ日本史』
そにしけんじ 実業之日本社 ¥800+税
「敵に塩を送る」の語源となった、戦国武将・上杉謙信が武田信玄へ不足する塩を送った故事にちなんだ記念日。
ということで、ってどういうことかビミョーだけど、数ある戦国武将をテーマとしたマンガのなかでも、かわいらしい作品を紹介!
にゃ、にゃんと、戦国武将が“猫”に擬人化されちゃいましたっ。
1月12日 スキー記念日
『ノノノノ』第1巻
岡本倫 集英社 ¥514+税
新潟のゆるキャラ「レルヒさん」ってごぞんじですか? じつはこのレルヒさん、実在の人物で彼にちなんだ記念日がこの日なんです。
さて、レルヒさんがいかなる人物かは記事を読んでいただくとして。
レルヒさんが日本に伝えたウィンタースポーツ・スキーの花形競技でもある「スキージャンプ」をテーマにした、いささか異色のマンガをご紹介します。表紙にも映っている主人公・野々宮悠太は、驚異の飛行距離を誇るスーパー・ジャンパー。しかし、じつには彼にはとんでもない秘密があって……!?
1月13日 東大赤門が建立された日
『花の慶次 -雲のかなたに-』第1巻
隆慶一郎(作)原哲夫(画)麻生未央(脚) 徳間書店 ¥648+税
センター試験まで残りわずか! 受験シーズンまっただなかということで、東京大学のシンボル“赤門”にちなんだ日をとりあげました。
あの赤門って、じつは他にもたくさんあったはずなのに、なぜあそこ(東京都文京区本郷)にあるのか? それには意外な、しかしよく考えたらナットクの理由があったんです。この日にちなんで取り上げたのは赤門の本来の持ち主である前田家を代表するあの“かぶき者”です。記事を読んで赤門のナゾに迫れ!?
1月14日 セックス・ピストルズが事実上解散した日
『マカロニほうれん荘』第1巻
鴨川つばめ 秋田書店 ¥419+税
1月14日は、1970年代のイギリスを代表するバンド「セックス・ピストルズ」が事実上解散した日。
紹介するマンガは、「週刊少年チャンピオン」黄金期を支えたマンガ『マカロニほうれん荘』は、その当時からエッジの効いたギャグとトンガったキャラクター造形で大人気となった作品です。
さて、セックス・ピストルズと『マカロニほうれん荘』といえば、えっ、知らない……?
1月15日 常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)がオープンした日
『フラ男子!』
吉川景都 幻冬舎 ¥800+税
2011年3月11日に起こった「東日本大震災」によって営業中止を余儀なくされた福島県の様々なアミューズメント施設のなかでも、わずか1年後に奇跡的な復活をとげた「スパリゾートハワイアンズ」にちなんだ日。
ご紹介するマンガは、かつてかの地が「常磐ハワイアンセンター」と呼ばれていた頃からの“目玉”アミューズメント・フラダンス! タイトルも弱冠ダジャレっぽくなってますよ!!
1月16日 閻魔大王の休日
『鬼灯の冷徹』第1巻
江口夏実 講談社 ¥552+税
「うちの会社には休みなんかない!」とヘトヘトになりながら毎日働いているサラリーマンのみなさん! 地獄のリーダー・閻魔様には、お休みの日があるみたいですよ。
常にいかめしく厳粛な印象のある閻魔大王とはちょっと違う、ユル~い閻魔様に会えるのがこの日紹介した『鬼灯の冷徹』。
閻魔様よりその補佐官・鬼灯さんのほうがドSで超キビシイお方、という作品。Mっ気のあるワーカホリックのみなさんには楽しんでいただけるのではないでしょうか?
1月17日 阪神・淡路大震災が起きた日
『神戸在住』第1巻
木村紺 講談社 ¥600+税
1995年1月17日は「阪神・淡路大震災」が起きた日。
この日ご紹介した『神戸在住』は、震災そのものよりもその後の日常に焦点を当てたエピソードをつづった作品です。神戸の町並み描写、そしてじつは大阪弁とはビミョーに違う神戸の言葉の再現っぷりが特徴で、読んでいるだけで神戸にいるような気分になります。