1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、3月1日~3月6日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
3月1日~3月6日の「きょうのマンガ」
3月1日 豚の日
『銀の匙 Silver Spoon』第1巻
荒川弘 小学館 ¥419+税
人類にとって有益な動物・豚への感謝の気持ちを忘れないように制定された記念日。
家畜としての豚に対する愛情がハンパない作品としてご紹介するのが『銀の匙 Silver Spoon』。
大事に育ててきた家畜を食べる、農業高校生たちが越えなければならないひとつのハードルですが、主人公・八軒ははたして……。
ちなみに『銀の匙』の実写映画で主役を演じた中島健人さん(Sexy Zone)は、現在公開中の映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』にも出演中! こちらのレビューもぜひ読んでみてくださいね!
3月2日 遠山の金さんの日
『金四郎無頼桜』第1巻
永井豪、ダイナミックプロ 小池書院 ¥600+税
時代劇でおなじみ、タトゥーを背負った名奉行・「遠山の金さん」こと遠山金四郎って、実在の人だったって知ってましたか?
永井豪&ダイナミックプロが描く『金四郎無頼桜』は、若き日の金四郎が主人公。
ところが、第1巻の表紙にご注目! 乱れ咲いているはずの遠山桜が肩にたった1輪しかない!? この謎を知りたい人は、この記事を読んでから作品にチャレンジです!
3月3日 雛祭り
『ヒナまつり』第1巻
大武政夫 KADOKAWA ¥620+税
3月3日といえばなんと言っても「雛祭り」。
この日に紹介したマンガは、なんとタイトルがそのものズバリの『ヒナまつり』です。内容そのものが雛祭りと関係あるかと言えばまったくそうではなく、ヤクザの新田の部屋に突然住みつくようになった超能力少女・ヒナの巻き起こす騒動……と、全然関係がなさそうなんですけど!?
3月4日 ボリショイ劇場バレエ団による「白鳥の湖」の初演日
『SWAN -白鳥- モスクワ編』第1巻
有吉京子 平凡社 ¥629+税
モスクワのボリショイ劇場バレエ団が傑作『白鳥の湖』を初めて公演したことにちなんだ日ですが、どうやらこの初演、いろいろと意外な結果に終わってしまったようです……。
そのてんまつは記事を読んでいただくとして、バレエファンでない読者にまで『白鳥の湖』を知らしめた作品として『SWAN -白鳥-』が登場。
しかも、くだんのボリショイ・バレエ団が登場する『モスクワ編』をご紹介します。衣装やポーズには、バレエファンの心をくすぐるこだわりも。よ~く見てみてくださいね!
3月5日 旧満州からの日本国民引揚げが再開された日
『ちばてつや漫画館』
ちばてつや KADOKAWA ¥2,000+税
1945年の終戦から始まった中国・旧満州地域からの在留邦人の帰還事業は、多くの苦難を乗り越えた後、8年もたった1953年3月5日に再開されたそうです。
お父さん、おじいさんの世代の偉業に想いをはせつつご紹介するのは、同じ引揚げ時代を経験した、日本を代表する漫画家・ちばてつやの自伝的マンガです。いったいちばてつやはいつ、どうしてマンガを描き始めたのか、続きは記事で!
3月6日 「新日本プロレス」旗揚げの日
『劇画 プロレス地獄変』
原田久仁信 宝島社 ¥743+税
1970年代の後半から1980年代は、プロレスがテレビのゴールデンタイムに放送されていたほどの大ブームになっていました。
この日は、プロレス黄金時代を築きあげた立役者・新日本プロレスリングが設立された日ということで、新日本プロレスの選手が多数登場するマンガをご紹介。危険なスポーツでありながら興業ビジネス的側面も持ちあわせているプロレスの“真実”が、このマンガから感じられるかも?