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来週は、なんのマンガを読めばいい?(9月11日~9月17日) 【きょうのマンガまとめ】

2017/09/10


1年365日、そのどれもが何かの記念日です。

そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2016年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」は前週の日曜日に、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうのマンガ」は、今までどおり、日々更新していきますよー。

それでは、9月11日~9月17日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!

9月11日~9月17日の「きょうのマンガ」

9月11日 アメリカ同時多発テロ事件が起きた日

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『消えたタワーの影のなかで』
アート・スピーゲルマン(著) 小野耕世(訳) 岩波書店 ¥3,800+税


本日、9月11日は「アメリカ同時多発テロ」が起きた日です。
ニューヨークの世界貿易センタービルに2機の航空機が激突し、ツインタワーが倒壊、多数の犠牲者を出しました。
このあと、アメリカは報復としてアフガン紛争やイラク戦争を行うなど、その後の世界情勢を決定づけた事件といえます。

歴史のターニングポイントとなった本日、ご紹介するマンガは、『消えたタワーの影のなかで』。
「9.11」を目の当たりにした著者の個人的経験をもとにしたエッセイとも取れますが、皮肉や風刺などが各所に盛りこまれています。
内容もイラク戦争へと突き進むアメリカの世論を批判するもので、本作はなんとアメリカ国内で発表できず。
しかし、全国新聞にて掲載された国があったのです!
その国とは……

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9月12日 宇宙の日

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『星の案内人』 第1巻
上村五十鈴 芳文社 ¥590+税


1992年9月12日、毛利衛氏が日本人として初めてスペースシャトルで宇宙に赴いた日です。
本日は、宇宙を身近に感じられる場所が登場する、『星の案内人』をご紹介します。

道に迷ってしまった美容師や、書けなくなった小説家など、さまざまな悩みを抱えた人々が訪れるのは、表紙にも描かれている塔のような建物。
そこで謎の老人が、宇宙の不思議や神秘さについて語ることで、人々は自分の大切なものを見つけていきます。

「謎の建物」、「老人」、「宇宙」、「教え」、「悩みが解決される」……
一見、あやしい宗教マンガにも見えますが、「小宇宙」(「コスモ」とは読みませんよ!)と名づけられた、この建物の正体とは……!?

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9月13日 セカンドインパクトが起こった日

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『新世紀エヴァンゲリオン』 第4巻
カラー(作) 貞本義行(画) KADOKAWA ¥580+税


社会現象にもなったアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。
そのマンガ版は2014年に全14巻をもって完結しました。
そして、エヴァンゲリオンのなかでも、地球に数億年に一度の大事件である”セカンドインパクト”は、本日9月13日に発生しているのです!

アニメ版での解説が印象に残っているセカンドインパクトですが、『新世紀エヴァンゲリオン』の第4巻、惣流・アスカ・ラングレーが転入してくるエピソードで、教師が歴史の授業で解説しているシーンが登場します。
それはは南極大陸に隕石が落下、南極大陸が消滅し地球規模の大災害が発生した、というもの。
アスカに至っては「ウソ」と断定していますが……その真相はマンガを読んで確認していただきたい!
ちなみに本日は、「フィフスチルドレン」にして「第17使徒タブリス」こと、あの人物の誕生日なのは、ご存じでしたか?

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9月14日 セプテンバーバレンタイン

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『東京タラレバ娘』 第4巻
東村アキコ 講談社 ¥429+税


様々な記念日が設定されている昨今。
ホワイトデーからちょうど半年後の9月14日は、相手に別れを切り出すセプテンバーバレンタインなんだそう。
ちなみに、別れるためにはある儀式が必要なのですが、どんな儀式なのかというと……
(答えは記事の続きで!) 

本日紹介する『東京タラレバ娘』第4巻では、そんなセプテンバーバレンタイン的なシーンがとても印象的。
映画BARを営むイケメン奥田とつきあうこととなった倫子。
長身の爽やかイケメンであるうえに、オシャンティなBARのマスターだなんて……
こんな優良物件と出会えただけでも奇跡なのに、倫子はなんと、交際から約1カ月足らずで別れを切り出します!
倫子が別れを告げた最大の決定打、それは奥田が外見とは裏腹に”あるギャップ”をもっていて……!?

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9月15日 中秋の名月

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『月光条例』 第1巻
藤田和日郎 小学館 ¥400+税


秋の気配が表れ始めるとされる「立秋」。
旧暦では7月から9月が秋に区分され、その真ん中の8月を「中秋」、そして「中秋の名月」とはその十五夜に見られる満月のことを指します。
古来、月には人間の精神に影響を与えるともいわれており、本日、紹介する『月光条例』も、タイトルどおり月が重要な役割を担っています。
『月打(ムーンストラック)』によって、現実世界に害をなすようになったおとぎ話の登場人物たちに高校生・岩崎月光は立ち向かいます。

本作では、昔、絵本や童話で慣れ親しんだキャラクターが多数登場します。
たとえば、最強の剣技で人を斬る桃太郎や、顔を巨大化させて人々を飲みこんだりできる赤ずきん、さらには某巨大テーマパークのキャラクターまで大暴走!?

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9月16日 ウォール街爆破テロが起きた日

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『MASTERキートン 完全版』 第6巻
浦沢直樹(著) 勝鹿北星/浦沢直樹(脚) 小学館 ¥1,238+税


1920年9月16日に起こった「ウォール街爆破テロ」事件は、その犠牲者の数もさることながら、史上初の「車爆弾」が使われた事件としても記録されています。
この事件では馬車が使用されましたが、自動車に発展した今日においても、多くの悲劇を生み出しています。

『MASTERキートン 完全版』第6巻に収録されている「血と名誉の掟」にも、自動車爆弾が登場します。
心に残る作品の多い『MASTER キートン』のなかでもとりわけその結末が印象深い1編です。
ある日、旧友と再会したキートン。
しかし、再会を喜んだ直後、友人はその直後に自動車爆弾で帰らぬ人に。
なぜ彼が標的となったのか、その理由は、彼の父親が”ある業界の大御所的存在”だったから。
どんな業界かというと……タイトルの「血の掟」がヒントです!!

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9月17日 「黄海海戦」が行われた日

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『赤城と比叡』
黒井緑 白泉社 ¥780+税


1894年9月17日は、日本海軍連合艦隊と清国海軍北洋艦隊の間で黄海海戦が行われた日です。
海戦に勝利した日本が制海権を得るなど、日清戦争においても重要な艦隊戦として語り継がれています。

そんな日に紹介するマンガは、『赤城と比叡』。
黄海海戦に参加した2隻の小型艦が格上の戦艦を相手に戦う表題作のほか、駆逐艦や潜水艦などの奮闘を描くなど、海軍ファンだけでなく、ミリタリーファンも納得の内容です!!
そして何より、どこか懐かしさを感じさせる柔らかな線や手書き文字で、凄惨さのなかにもどこか懐かしさを感じさせる演出は、すべてを人の手で行わなければならなかった時代とマッチしています。
ちなみにここで登場する「赤城」と「比叡」は、「慢心してはダメ」の大食い正規空母と、「金剛お姉様の妹分」の高速戦艦……
……ではない!?

≪記事の続きはコチラから≫

単行本情報

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