「あの話題になっているアニメの原作を僕達はじつは知らない。」略して「あのアニ」。
アニメ、映画、ときには舞台、ミュージカル、展覧会……などなど、マンガだけでなく、様々なエンタメ作品を取り上げていく「このマンガがすごい!WEB」の人気企画!
「このマンガがすごい!」ならではの視点で作品をレビューし、「アニメを見ていると原作のマンガも読みたいような気もしてくるけれど、実際は手に取っていないアナタ」に送る優しめのマンガガイドです。
2017年も、ひとクセもふたクセもありながら魅力的なマンガと関係の深い映像作品がたくさんありました! いまだネット配信されている人気作も多いので、長~い休みに一気にチェック!! なんてのもいいかも?
それではさっそく、今年反響の大きかった「あのアニ」記事を紹介していきます!
●「このマンガがすごいWEB」2017年「あのアニ」年間ベスト6
『エロマンガ先生』
初っ端から、刺激的でド直球すぎるタイトルが目を引く本作。原作は、作者・伏見つかさ、イラスト・かんざきひろという『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』コンビによる同名のライトノベルシリーズ。
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高校生でありながら、裏ではライトノベル作家の仕事をもつ兄・和泉政宗。そんな彼には、血がつながっていない、重度の引きこもりの12歳の美少女中学生の妹がおり、その妹こそが彼の小説にイラストをつけてくれるイラストレーターで……という内容もなかなかひと筋縄ではいかなそうな、ドタバタかつハートフルなコメディ作品です。
驚きの事実を知った兄妹の日常は? 家庭は? 仕事は? いったいどうなっていくのっ!?
『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』
2014年に人気絶頂のさなかにマンガ連載が幕を下ろし、次いでTVアニメシリーズも2015年6月に放送を終了。いわゆる「黒バスロス」に陥るファン続出……と思いきや、アニメ放送終了後にこの劇場版が発表され、黒バスファン大歓喜!!!!!
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そして2017年3月、“LAST GAME”の名を冠し、帰ってきたのが本作でした! 強敵との白熱の対戦はもちろんのこと、原作マンガでは袂を分かった、黒子・黄瀬・緑間・青峰・紫原・赤司の元帝光中レギュラー“キセキの世代”の再集結というまさに"奇跡的"な展開は必見です!!
『クズの本懐』
細い線と優しい筆致で描かれる絵柄とはかけ離れたタイトルに目を奪われるであろう本作。
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「理想のカップル」と評判な、高校2年生の粟屋麦と安良岡花火。優等生の美男美女同士で、クズとはほど遠い存在に思えるが、じつは2人の交際には秘密があった……という衝撃的な展開で幕を開けます。
クズのクズたる所以は? クズの線引きはいったいどこにあるの?
そんな青春期の恋心と欲望の行方を、安藤正臣監督と制作会社Lercheという『がっこうぐらし!』の名タッグが、かわいらしさと不穏さを織り交ぜた空気感とともに送ります。★日刊マンガガイドはコチラから
『幼女戦記』
近年、すっかり世間的にも定着しつつある異世界転生モノですが、なかでもとくに「魔法少女×TS(転生)×軍記」という異色の組みあわせで、異彩を放っていたのが本作でした。
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弾丸が飛び交い硝煙がたちこめる戦場を幼女が駆け抜ける……そんな違和感を感じざるを得ない設定ながら、冒頭からいきなり兵士が戦場でうめき声をあげて死ぬわ、銃声・爆発音などのSEも気合入っているわと、ゾクゾクするほど臨場感たっぷり!!
風のウワサでは、「幼女」目当てに見た大きなお友だちたちは別のなにかに目覚めてしまったとか目覚めていないとか……!
……とにもかくにも、迫力とクオリティはすばらしいので、ご覧になった方に後悔はさせません!!!!★日刊マンガガイドはコチラから
『ベルセルク』
1989年に連載がスタートして以来、衰えるどころか勢いを増し続ける名作『ベルセルク』。
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90年代後半に一度アニメ化されたその作品が、リブート版として2016年後半に復活、少し間をおいて第2期が今年7月に放送されました!!
第2期は、初回からいきなり主人公・ガッツとグリフィスが再会、そして因縁深いゾッドと激戦を繰り広げるという展開で、ファンのみならず多くの視聴者の心をグッとわし掴みにしました!
これを機に原作マンガを読み始めたり、読み返した……なんて方も多いはず!!
『ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝』
ひじょ~~~~に長いタイトルですが、じつは本作、もともとは2年前にはアニメ化もされたライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(通称:『ダンまち』)のスピンオフ、外伝にあたる作品。主人公は、『ダンまち』の主人公であるベル・クラネルの憧れの人・アイズ・ヴァレンシュタイン。 ……とここまで聞くと、本編を観ていなかった人は外伝である本作を楽しめない……? なんて思ってしまいそうなものですが、ご安心を!
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ストーリーは本編からはほぼ完全に独立しており、さらに戦闘の規模や陰謀のスケールなど本編を超えている部分があるほど!!
本編を見た方も見ていない方も、一見の価値ありですっ!
多くの大ヒットアニメが誕生した2017年。
当サイトでコミカライズを連載中の『響け!ユーフォニアム』の劇場版も大好評でした。
そのほかの「あのアニ」記事はコチラから見ていただくとして、2018年も「あのアニ」では積極的に話題作を取り上げていきますので、来年もご期待ください!
それではまたお会いしましょう!
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