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インタビュー
【インタビュー】大人が読んで共感できるガンダムが作りたかった 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』太田垣康男【前編】
リアルな近未来の宇宙描写に定評のある作者が、SFアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』にチャレンジするということで、連載開始前からガンダムファンとSFファンから大きな期待を寄せられた本作。「このマンガがすごい！2014」では、オトコ編ランキング第20位にランクインしました。
ファン騒然の『サンダーボルト』今後の展開や、秘蔵のネームを大公開した、太田垣康男先生のSFやガンダムに対する思い入れを、上記リンク先の前編をはじめ、中・後編の全3編構成でお送りするスペシャルインタビューです!!
これもまた、『ガンダム』の骨太な世界設定を堪能できるマンガです。【インタビュー・中編】甲子園に行くように戦争に行く若い兵士を大人の目で見るリアル。『機動戦士ガンダム サンダーボルト』太田垣康男
【インタビュー・後編】言葉なんかいらない。太田垣流ネーム術大公開！『機動戦士ガンダム サンダーボルト』太田垣康男
きょうのマンガ
『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』 矢立肇/富野由悠季（作）安彦良和（画）
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第1巻
矢立肇/富野由悠季（作）安彦良和（画） KADOKAWA \560+税
マンガで様々な記念日やメモリアルデーといった「きょうは何の日？」をご紹介する「きょうのマンガ」でも、ガンダム関連マンガは多く取り上げています。
1月3日は、アニメ『機動戦士ガンダム』のなかでも、もっとも重要な日。宇宙世紀0079年1月3日、ジオン公国が地球連邦政府に対して、宣戦布告したのです。そんなこの日は『青い瞳のキャスバル』の原作、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を紹介。
この宣戦布告に端を発する「1年戦争」を、アニメでは描かれなかった高度に政治的な動向ももりこみつつ、さながら大河ドラマのごとく描き続ける作者の、執念にも似た筆致はとにかく圧倒的。連載当時から「この緻密なクオリティであらためて創り出された『ガンダム』のアニメを観てみたい！」という読者の声が高かった作品ですが、14年の時を経て、今回『青い瞳のキャスバル』にて、ついにそれが実現したのです!!
『サンライズ ロボット漫画コレクション Vol.1 機動戦士ガンダム』矢立肇/富野由悠季（作）岡崎優（画）
『サンライズ ロボット漫画コレクション Vol.1 機動戦士ガンダム』
矢立肇/富野由悠季（作）岡崎優（画） マンガショップ \1,800+税
この日は、主人公アムロ・レイの誕生日とされる「11月4日」。
紹介するのはよりによって岡崎優による『機動戦士ガンダム』。サンライズ作品の復刻作品集「サンライズ ロボット漫画コレクション」の一作です。
オリジナルとはちょっと違う、ヒーロー然とした熱血アムロが見られる、興味深い作品ですよ。
『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』矢立肇/富野由悠季（作）夏元雅人（画）今西隆志（監）サンライズ（協）
『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』第1巻
矢立肇/富野由悠季（作）夏元雅人（画）今西隆志（監）サンライズ（協） KADOKAWA/角川書店 \560+税
11月13日は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』で、旧ジオンの残党デラーズ・フリートが、スペースコロニーを北米大陸に落下させた日。
このOVAをベースとするマンガ『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』では、デラーズ・フリートのエースパイロット、アナベル・ガトーや、連邦軍パイロットのコウ・ウラキの若き日の姿が描かれます。『機動戦士ガンダム』から『機動戦士Ζガンダム』へと移行する、宇宙世紀のミッシングリンクを埋めるのも、『ガンダム』マンガの楽しみ方です。
日刊マンガガイド
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』 矢立肇/富野由悠季（作）さびしうろあき×柳瀬敬之（画）出渕裕（モビルスーツデザイン）
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』第1巻
矢立肇/富野由悠季（作）さびしうろあき×柳瀬敬之（画）出渕裕（モビルスーツデザイン） KADOKAWA/角川書店 \580+税
（2014年11月22日発売）
赤い彗星のシャアとアムロ・レイの戦いの結末を描いたアニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の、もうひとつの物語を富野由悠季監督が執筆した、小説『ベルトーチカ・チルドレン』。本作は、そのコミカライズ作品となっています。
キャラクターの名前や外見はもちろん、細部の差異から、戦いのなかで迎える結末まで、映画『逆シャア』とは異なる展開に驚く読者も多いのでは？
『機動戦士ガンダムさん』大和田秀樹
『機動戦士ガンダムさん』第12巻
大和田秀樹 KADOKAWA/角川書店 \540+税
（2014年10月24日発売）
「ガンダムエース」の創刊号から連載している、超ロングラン・ギャグマンガ。
80年代より続いてきた『ガンダム』シリーズのパロディの、最新の現在進行形作品です。
『ガンダム Gのレコンギスタ』 富野由悠季（作）太田多門（画）
『ガンダム Gのレコンギスタ』第1巻
富野由悠季（作）太田多門（画） KADOKAWA \580+税
（2014年12月22日発売）
『機動戦士ガンダム』の時間軸である「宇宙世紀」の後となる時代、「リギルド・センチュリー」を舞台とし、主人公ベルリ・ゼナムとヒロインのアイーダ・スルガンたちが織りなす、宇宙の冒険活劇を描いた最新テレビシリーズのコミカライズ！
キャラクターの細かい動きや心情など、アニメ本編を観ている人にとっても、新鮮な驚きを感じることができるマンガです。
さらに、『Gレコ』世界がひと目でわかるワールドガイドや「宇宙世紀」の戦史年表など、単行本ならではのおまけ企画も充実しています。歩きながら読むなよ!!
『ガンダムビルドファイターズ プラモダイバー キット＆ビルト』 河本けもん
『ガンダムビルドファイターズ プラモダイバー キット＆ビルト』
河本けもん 小学館 \429+税
（2014年4月28日発売）
天才ゲーマーの天神キットと、ガンプラファイターの幽霊である館山ビルトのコンビが、「ガンプラバトル」をつうじて友情を育む姿を描いたホビーマンガ。
『ガンダム』のプラモデル、通称「ガンプラ」をテーマにしたアニメ『ガンダムビルドファイターズ』のコミカライズで、コンテンツとしてのガンダムの底力を示した作品といえるでしょう。
『新装版 超戦士ガンダム野郎』 クラフト団(作) やまと虹一(画) 大河原邦男(案)
『新装版 超戦士ガンダム野郎』第1巻
クラフト団（作）やまと虹一（画）大河原邦男（案）講談社 \1,300+税
（2015年1月23日発売）
上で紹介した『ガンダムビルドファイターズ』の元祖ともいうべき作品が、新装版として復活！
SDガンダムをこよなく愛する少年・天地大河が、究極のガンダムを目ざしてバンダイ設立の「ガンダム研究会」にて、ライバルたちと激闘を繰り広げていく姿を描きます。BB戦士からリアルモデルまで、なつかしのガンプラたちによるバトルを、たっぷりと堪能しましょう！
