1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2014年に配信された「きょうのマンガ」から、この1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、3月14日~3月20日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
3月14日~3月20日の「きょうのマンガ」
3月14日 国際結婚の日
『インド夫婦茶碗』第20巻
流水りんこ ぶんか社 ¥745+税
日本人的には3月14日は「ホワイトデー」ですが、「国際結婚の日」というロマンチックな記念日でもあるこの日。
国際結婚の日が今日に決まるルーツには「奇兵隊」で有名な幕末の志士・高杉晋作(※厳密には彼の親族)だったという衝撃の事実をひもときつつ、国際結婚にちなんだマンガをご紹介。本作の国際結婚カップルは、タイトルからもわかるように「インド人×日本人」。
インド人・サッシーが著者に求婚した理由、そしてプロポーズの言葉とは!?
3月15日 靴の記念日
『IPPO』第1巻
えすとえむ 集英社 ¥562+税
幕末から明治時代にかけて活躍した維新十傑のひとり・大村益次郎がきっかけとなる「靴」の記念日。
日本における西洋靴の発展には、大村が創設に尽力した帝国陸軍が大きく関係していたことが、記事を読むとよくわかります。
そして、この日ご紹介するのは、イタリア人の靴職人だった祖父の腕を引き継いだ優秀な靴職人の主人公・アユムが、吉祥寺の小さな靴屋をおとずれる様々な事情を持つお客と織りなすドラマを描くマンガです。1足30万円以上、でもアユムの靴にはその価値があるんです……だって!?
3月16日 「コスモ・バビロニア建国戦争」(映画『機動戦士ガンダムF91』より)が始まった日
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』第1巻
富野由悠季(作)長谷川裕一(画)矢立肇(案)
カトキハジメ(デザイン協力) KADOKAWA ¥560+税
今日は栄光の宇宙貴族主義(って、なんだ!?)を掲げたコスモ・バビロニアとの戦争が始まった日。
映画の続編的に、世界観を引き継いでいるマンガ『機動戦士クロスボーン・ガンダム』は、ガンダム世界の法則にのっとりながら、オリジナリティあふれる要素が多く盛りこまれた作品。『F91』と『Ⅴ』との宇宙紀の空白のん期間をつなぐ物語を読んでいないと損をする!?
3月17日 聖パトリックの祝日(緑の日)
『しあわせ半分こ』
高橋千鶴 講談社 ¥370+税
この日は「聖パトリックの祝日(緑の日)」というアイルランドの祝祭日。
最近は日本でも「セント・パトリック・デイ・パレード」などのイベントが行われているようです。聖パトリックの祝日のラッキーアイテム・クローバーにちなんだマンガとして『しあわせ半分こ』をご紹介。
この作品には“四つ葉のクローバー”がカギを握っていますが……。続きは記事で!
3月18日 フィギュアスケート世界選手権で日本人が初めて優勝した日
『ヒロインの条件』
槇村さとる 集英社 ¥400+税
フランス・パリで開催された世界フィギュアスケート選手権で日本人が金メダル獲得という、画期的なできごとが起こった日です。
記事では、さらにこの日に起きた“奇跡”についても触れています。この日紹介したマンガは、当時あまり知られていなかったフィギュアチームにスポットを当てた作品『ヒロインの条件』です。
華やかだけどシビアで、ときにダークなフィギュアスケートの世界をリアルに描いています。まもなく開催されるフィギュアスケート世界選手権2016の前に、読んでみてはいかが?
3月19日 アメリカ・ネバダ州でギャンブルが合法化された日
『講談社漫画文庫 100万$キッド』第1巻
石垣ゆうき 講談社 ¥650+税
財政難にあえぐアメリカ合衆国・ネバダ州で起死回生の一策としてギャンブルが合法化された日。
つまり、現在のラスベガスが誕生した日と言ってもよいでしょう。数多くのギャンブルマンガのなかでこの日紹介されたのは『100万$キッド』。
なんと中学生が世界一のディーラーを目指してラスベガスに乗りこむというトンデモマンガですが、作者は以前「週刊少年マガジン」でもっとトンデモな、っていうか、一定世代以上なら必ずみんな知っているアレのマンガを執筆していた漫画家。……なんだか納得しちゃいますよね!
3月20日 上野動物園が開園した日
『ケモノキングダムZOO』第1巻
もち 講談社 ¥581+税
東京・上野にある「恩賜上野動物園(上野動物園)」の“誕生日”という、すべての動物ファンにとって記念すべき日。
記事では、上野動物園の130年以上にわたる歴史を駆け足でひもときます。ここでは、そんな上野動物園をひとつの国家として描いた(!?)マンガ『ケモノキングダムZOO』をご紹介。
作品に登場する「アッパーヤード国」ではなんとジャイアントパンダが国王! いったいどんな国なのか、表紙を見ただけで気になりません?