1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日?」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい!」の人気コーナーです。この記事では、2015年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます!
この「きょうのマンガまとめ」も大好評につき、毎週月曜日から前週の日曜日にお引っ越しして、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、7月25日~7月31日までの「きょうのマンガ」をどうぞ!
7月25日~8月1日の「きょうのマンガ」
7月25日 ルイーズ・ブラウン(世界初の試験官ベビー)の誕生日
『双葉文庫名作シリーズ 新生活読本 魔術師』
西岸良平 双葉社 \600+税1978年7月25日、イギリスで世界初の「試験管ベビー」ルイーズ・ブラウンが誕生しました。というワケで今回は、西岸良平の短編集『新生活読本 魔術師』から「第八話 謎の試験管ベビー」をご紹介いたしましょう。
本作の主人公は大の試験官好きの少年、彼は自分の出自が趣味に関係しているのではと考え、自身のルーツを探っていきます。
『三丁目の夕日』の西岸良平のほのぼのとした絵柄ながら、ちょっと怖いSF的センス・オブ・ワンダーを堪能あれ!
7月26日 ニューヨーク州がアメリカ合衆国11番目の州となった日
『小学館文庫 BANANA FISH』第1巻
吉田秋生 小学館 \562+税1788年のこの日、ニューヨーク州がアメリカ合衆国11番目の州となりました。
そこで今回は、ニューヨークを舞台にした名作をご紹介!
スラム街のストリートキッズたちに君臨する青年・アッシュが、兄を廃人にした「バナナフィッシュ」にまつわる国家レベルの陰謀を追う物語。
実際に訪れるのはキケン(!?)なので、本作で疑似ニューヨーク体験してみてはいかが?
7月27日 政治を考える日
『帝一の國』第1巻
古屋兎丸 集英社 \438+税かつて、「ロッキード事件」と呼ばれる一連の汚職事件により、多数の政治家が逮捕されました。
それを教訓とし、反省しようということでこの日が「政治を考える日」となったのです。
ロッキード事件の詳細は記事の続きを読んでもらうとして、政治ってなんだか遠いもののような気がしませんか?
今回は、身近な場所である学校のなかでの政治……そう、生徒会長選挙戦がテーマの作品をご紹介します。
主人公が将来の総理大臣になるための第一歩として、名門高校の生徒会長を目指してライバルたちと政治戦を繰り広げる学園政治マンガ!
「選挙」が身近に感じられる……かも?
7月28日 地名の日
『めだかボックス』第1巻
西尾維新(作)暁月あきら(画) 集英社 \400+税偉大なる2人の地名研究家の功績をたたえて、日本地名愛好会がこの日を地名の日と制定しました。タイトルに地名がつく作品は多いですが、もちろんキャラクター名に地名がつく作品も多いですよね?
ということで、今回はキャラ名が九州の地名で統一されている『めだかボックス』をご紹介させていただきます!
文武両道・容姿端麗の完璧生徒会長、黒神めだかが学園内に設置された「めだかボックス」と呼ばれる目安箱に寄せられたトラブルを解決していく物語。
西尾維新特有の言葉遊びは、本作でも顕在ですよー。
7月29日 アドルフ・ヒットラーが国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)党首に就任した日
『ひっとらぁ伯父サン』
藤子不二雄A 朝日ソノラマ \602+税1921年のこの日、アドルフ・ヒットラーがナチスの党首に就任しました。
ヒットラーをモデルにしたマンガキャラクターは多いですが、そのなかでも特にインパクトのあるキャラが、今回紹介する藤子不二雄Aによる作品です。
平凡な少年の住むふつうの家に、奇妙な住人が下宿にやってくるというところから物語は始まりますが……。表紙からただようヤバげなオーラ……こんな人といっしょにいて大丈夫なの!?
7月30日 プロレス記念日
『KIMURA 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』第5巻
増田俊也(作)原田久仁信(画) 双葉社 \650+税7月30日は、力道山が日本プロレス協会を結成したことにちなみ、プロレス記念日と制定されました。
そんな力道山と史上最強の柔道家と呼ばれた木村政彦との伝説の試合、人呼んで「昭和の巌流島決戦」の顛末と木村政彦の半生を描いた作品を今回は紹介させていただきます。
なにやら物騒なタイトルですが、この2人の間にいったい何が!?
どうやら記事の続きにあらかた書いてあるそうですよ?
7月31日 富士山が噴火した日
『ちくま文庫 百日紅』上巻
杉浦日向子 筑摩書房 \680+税781年7月31日に起きた富士山の噴火が、記録上最古の噴火といわれております。
過去の日本で富士山をモチーフにマンガ『北斎漫画』を描いていたのは、みなさんご存じ葛飾北斎。 今回紹介する作品はそんな北斎とその娘を主人公とした作品です。
じつは北斎が意外とだらしない性格だって知ってました?
そんな彼の奇人エピソードは記事の続きからどうぞ。