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1年365日、そのどれもが何かの記念日です。
そんな「きょうは何の日？」にちなんだマンガを紹介するコラムが「きょうのマンガ」コーナー。
毎日、その日が始まる午前0時ちょうどに更新されている「このマンガがすごい！」の人気コーナーです。この記事では、2015年に配信された「きょうのマンガ」から、来週1週間の「きょうのマンガ」をまとめて紹介しちゃいます！
この「きょうのマンガまとめ」も大好評につき毎週月曜日から前週の日曜日にお引っ越しして、“来週読むべきマンガ”をお知らせしまーす♪
もちろん、毎日の「きょうはなんの日」は、今までどおり、日々更新していきますよー。
それでは、10月17日～10月23日までの「きょうのマンガ」をどうぞ！
10月17日～10月23日の「きょうのマンガ」
10月17日 岸田森（俳優）の誕生日
『怪奇大作戦【桑田次郎版】+学園名手』
桑田次郎（著） 円谷プロ（監） マンガショップ \1,800+税10月17日は俳優・岸田森の誕生日。
数々のキャラクターを演じてきた岸田森ですが、「ウルトラマン」などの特撮で名を馳せる円谷と深い関係が……。いわく、「心のなかでは僕は円谷育ち」。
その真意は、記事の続きで。
そんな彼が初めて円谷作品に出演した作品が、この『怪奇大作戦』。
主人公たち捜査官が、“奇怪な事件に科学捜査のメスを入れる”という筋立ては同じでも、ドラマ版とマンガ版では違いが。
たとえば、岸田が演じる主人公・牧史郎も……。
10月18日 フラフープの日
『初恋モンスター』 第2巻
日吉丸晃 講談社 \581+税かつて日本で一大ブームを巻き起こしたフラフープ、その国内発売が開始したことにちなみ、本日10月18日は「フラフープの日」です。
フラフープといえば、小学生ですが、もちろん本日ご紹介のマンガも小学生が登場します。
女子高生と小学生（表紙の八頭身イケメン）の年の差カップルが描いた本作では、フラフープが超重要・どシリアスな場面で登場。
結果、彼女たちは、おそらく日本初の“フラフープが原因で○○したカップル”となりました。
○○のなかに入る言葉はいったい!?
10月19日 「早稲田大学」が初めて開校式を行った日
『東京エイティーズ』 第1巻
安童夕馬（作） 大石知征（画） 小学館 \505+税100年以上前のきょう、早稲田大学が「早稲田大学」として初の開校式を行いました。
そんな超有名大学・早稲田大学の80年代キャンパスライフを描いたのが本作です。
80年代を象徴する、雀荘やディスコ、当時のトレンディドラマを彷彿とさせる服装。
すべての大学生に共通の、浮ついた熱っぽさと青臭さ、いっしょにすごした仲間。
2つの意味で懐かしい“あの頃”を軽やかに描く本作を、“あの頃”を忘れてしまったあなたに、ぜひ！
10月20日 頭髪の日
『ふたりの薄毛物語』
春原弥生 文藝春秋 \905+税「トー」ガツ「ハツ」カの語呂合わせから、「日本毛髪科学協会」が記念日に制定しました。
「頭髪」の悩みといえば「薄毛」ですが、「薄毛」はすべての男性をおびやかす大問題……
そんな「薄毛」を扱った本作は、「ふたりの」というタイトルのとおり、夫の薄毛問題を妻視点で描いたエッセイです。
20歳でハゲ始めた夫が著者と結婚するまで、そして前向きに薄毛を気にする結婚生活が、ほんわかキュートに描かれています。
冒頭のハゲた夫に対する妻のセリフは、すべての薄毛男子必読の、勇気をくれる名セリフ！
じつはそのセリフは、記事の続きに書かれていますので……今薄毛で悩んでいる方も将来薄毛になるかも？ な方も、まずはそちらをチェック!!
10月21日 「神風特別攻撃隊」初出撃の日
『このマンガがすごい!Comics 特攻―太平洋戦争、最後の戦い』
松本零士、本宮ひろ志、滝沢聖峰、松田大秀、やいた克政、もりやてつみ、藪口黒子
宝島社 \590+税1944年10月21日、太平洋戦争まっただなかのこの日、「神風特別攻撃隊」は初めて空へと飛び立ちました。
生きて帰ることのかなわない、航空機による体当たり攻撃「特攻」を行うために……
この日にご紹介するのは、そんな「神風特別攻撃隊」をテーマにした作品を集めた、アンソロジーコミック。
作家陣は、大御所から実力派まで揃った超豪華なラインナップです。
たとえば、『サラリーマン金太郎』で名を馳せる本宮ひろ志。
彼の有名作品から、本作の作品も熱い男のドラマを想像してしまいますが、主人公はじつは……
10月22日 平安遷都の日
『陰陽師』 第1巻
夢枕獏（作） 岡野玲子（画） 白泉社 \790+税この日は「鳴くよ(794)ウグイス平安京」の覚え方でおなじみの平安遷都の日。
歴史でかならず習うこの遷都、じつは政治的理由だけでなく、風水的な意味あいも強かったのだとか。
本日ご紹介の作品は、そんな風水を扱う官僚だった“陰陽師”にスポットライトを当てた作品。
主人公は、陰陽師といえばこの人しかいない！ 天才陰陽師・安倍晴明です！
多彩な技を用い、都で起こる怪事件を次々に解決していく彼の姿が、水墨画のように幽玄な絵で楽しめる本作。
最近ではアニメ放送中の『ドリフターズ』などで異世界を舞台に活躍する彼の、本来の時代での華麗なる活躍をご覧あれ！
10月22日 津軽弁の日
『太宰治短編集 津軽』
太宰治（作） 山本おさむ（画） 小学館 \1,238+税この日は青森県の方言詩人高木恭造の命日にちなんで、1988年からこの日は「津軽弁の日」になりました。
文芸で津軽といえば、どうしても外せないのが、津軽生まれの太宰治！
そんな彼の、半自伝的小説『津軽』のコミカライズが本作です。
太宰治に強く傾倒し、いつか彼の小説をマンガにしたいと願っていた山本おさむによるマンガは、原作へのリスペクトとオリジナルのおもしろさが兼ね備わった作品となっています。
著者が本作に対する想いのたけをつづったコラムも、太宰ファンには一見の価値あり！
